韓国ホームドラマ「黄金の虹」

川名亜美

2016年02月02日 16:57

出生に秘密を抱えながらも養父の愛情の下、固い絆で結ばれた子どもたちが、困難を乗り越えながら成長とともに水産業で成功を収めていく様子を描くサクセスストーリー黄金の虹 DVD

2013〜2014年に韓国で放送されたドラマを日本初放送。出生に秘密を抱えながらも養父の愛情の下、固い絆で結ばれた子どもたちが、困難を乗り越えながら成長とともに水産業で成功を収めていく様子を描くサクセスストーリー。脚本は「メイクイーン」で人気を博したソン・ヨンモクのほか、チャ・イヨンの2人が担当。演出は「マイ・プリンセス」のカン・デソンと「オ・ジャリョンが行く」のイ・ジェジン。
大企業会長の孫娘として生まれながらも、幼少期に遭った誘拐事件のショックで記憶を失ったヒロイン・ベグォンを、人気ガールズグループAFTERSCHOOLのユイが演じる。ほか、ベグォンに想いを寄せる同級生・ドヨン役に「美男<イケメン>ラーメン店」のチョン・イルが登場するなど実力派キャストが集結。「メイクイーン」にも出演し、ベグォンの幼少期を演じるキム・ユジョンら序盤に登場する子役たちにも注目したい。

<ストーリー>
15歳の少女・ベグォン(キム・ユジョン)は、漁師の父・ハンジュ(キム・サンジュン)や兄・マノン(ソ・ヨンジュ)、弟、妹と貧しいながらも明るく毎日を送っていた。だが、一家は全員血縁関係がない。実は、ベグォンは、黄金水産会長・ジョンシム(パク・ウォンスク)の孫娘・ハビンとして生まれながら5歳の時に誘拐事件の被害者に。なんとか逃げ出すものの、けがを負ってしまい倒れていたところをマノンに助けられたのだ黄金の虹 DVD
ショックで名前などすべての記憶を失ったハビンはマノンとともに暮らし始める。2人は生活に困って魚を盗んだところをハンジュに見つかるが、児童養護施設出身のハンジュは身寄りのない2人をふびんに思い、養父になることを決意。ハビンはベグォンと名付けられる。その時ハンジュは、ベグォンがかつて施設で一緒に過ごした初恋の人であるヨンヘ(ト・ジウォン)の実の娘だとは知るよしもなかった。

ヨンヘは生き別れの娘ハビンに会うため、黄金水産の会長、カン・ジョンシムの家を訪ねるが、カン会長はヨンヘの頼みを冷たく断る。ヨンヘとともに養護施設で育ったキム・ハンジュは、その話を聞き、ハビンに会いたがっているヨンヘのためにカン会長の屋敷に潜入し、ハビンを連れてくる決心をするのだった。


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